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ごまペディア

「ごまを作る」ということは、
「ごまを知る」ということ。

意外と知らないごまの知識。

意外とたくさんあるごまの種類

ごまは、種子の外皮の色によって大きく白・黒・金の3種類に分けることが出来ます。ただし、世界各地で栽培されている種類は細かく分ければ約3,000種類もあるといわれています。

ごまは不老長寿の秘薬

ごまは、脂質が約50%の食品ですが、ごまの脂質はリノール酸であり、必須脂肪酸のリノール酸は、コレステロールを低下させる作用があります。

リノール酸の他にも、ごまには様々な体にい成分が豊富に含まれており、「カルシウム」、「ビタミンE」、「鉄分」などが豊富に含まれています。中でもカルシウムは、なんと牛乳の12倍も含まれているのです。

その他には、サプリメントで有名なセサミンや、セサミノール、セサモールなどの成分も含まれており、これらの成分は抗酸化作用があるため、高血圧、動脈硬化、老化抑制などの効果があるといわれております。

白・黒・金で味や成分が変わる

ごま2種類

【 白ごま 】

薄いベージュ色で、味は甘味があり、香ばしい香りはさほど強くありません。含まれている脂質の量が比較的多いのでごま油などに使われることが多いです。

【 黒ごま 】

芳香成分が多く、香りが強いです。脂質は少ないですが種皮の割合が高く、カルシウム、マンガンを含んでおり、ごま塩やせんべいなど、菓子類に使われることが多いです。

【 金ごま 】

生産量が少なく希少なごまです。香りが強く抗酸化成分を含んでいます。

知ってましたか!?

日本で販売されているごまの99.9%が外国産なんです。

ごまの原産地

もともと海外から渡来した食材である「ごま」。本来の原産地はアフリカといわれています。日本で作られるようになったのは、一説では縄文時代または仏教伝来と共に来たと言われています。

ごまは食文化として人々の生活の中に根付き、北海道を除く全国各地で栽培がされていました。

現在のごまの生産事情

しかし、生産性が悪く機械化も進まなかったため、その後、日本国内でのごまの生産は減少の一途をたどりました。

現在では99.9%をナイジェリアやブルキナファソなどのアフリカ、パラグアイやボリビアなどの中南米、そして中国からの輸入に頼っているのが現状で、日本国内のごまの生産はわずか0.1%しかありません。

しかし、そのような状況の中でも宮崎県三股町では、良質のごまが育つための条件を満たしており、また、「ごま」にかけた熱い情熱と希望をもった生産者達が、安心安全なごまを皆様にお届けするために、栽培期間中、農薬や化学肥料を使用せずに栽培し、間引き、選別作業なども手作業中心で丁寧に行っています。

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