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宮崎県産えごま油を発売しました

国内需給率0.1%以下と言われる国産ゴマの生産に取組んでいる当地ですが、連作障害防止対策として、昨年よりえごまの栽培にも取り組んでいます。通常えごまは葉を食するもので、シソ科の植物として、香味付けやてんぷら、焼肉を巻いて食べたりすると美味しくいただけます。

ただ近年は、えごまの種子に含まれる栄養成分が注目され、ふりかけや七味の材料として使用されたり、種子の油を搾ったりして食されるようになってきました。

弊社でも希少な国産えごま油の商品化に取り組み、このたび発売することにしました。

えごまの種子には、「認知症緩和」「高血圧改善」「中性脂肪や悪玉コレステロールを減少」「血流促進」「美肌効果」などが期待される α-リノレン酸が豊富に含まれると言われており、それを効率良く摂取する方法が油にして食することです。

α-リノレン酸は人間の体内では作り出せない「必須脂肪酸」の1つで、体内で「EPA」や「DHA」に変わる性質をもっていると言われています。

ただ、えごまの種子は熱を加えることで酸化しやすい欠点も持っていることから、今回の搾油方法は一切熱を加えない“コールドプレス製法”【生搾り】で行いました。完成した油の酸価値は0.9(食用油はJAS規格では4.0以下でOK)と高品質で、1日の摂取量は小さじ1杯(2~3g程度)でOK。日本食品機能分析研究所の分析結果では、α-リノレン酸の含有量は脂質100g中61gという結果も出ており、機能成分を豊富に含んだ良質の油として、自信を持ってお勧めできる商品です。

勿論、原料のえごまは希少な国産(宮崎県産)で、栽培期間中農薬や化学肥料、除草剤を使用せず生産した安全・安心なものです。

栄養成分を効果的に摂取するためには、熱を加えずそのまま食されるか、ヨーグルトや野菜サラダなどにかけて一緒に食べられることをお勧めいたします。

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2020年4月21日 7:53 AM