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ごまでコロナ感染対策しましょう

一人当たりのごまの消費量は、日本人が世界で1番だと言われています。

ただ残念なことに、ごまの国内需給率は0.1%以下といわれるほど少なく、外国からの輸入に頼っているのが現状です。

宮崎県三股町では、産地復活を掲げ、県内有志にも呼び掛け生産拡大に取り組んでおり、ここ数年7~10㏊の面積で栽培、生産量は3~5トンほどと徐々にではありますが増加しています。

弊社では、それを煎りごまやすりごま、練りごま、ごま油などに加工して販売しており、希少な国産ごまとして全国に発信しています。

ごま栽培の良さは、鳥獣被害が少なく、軽量作物で高齢の農業者でも体力的な負担が少ない点です。ただ一方では、生産者が少ないことから機械化が進まず生産性が上がらない課題を抱えています。

弊社では、今期チャレンジの年と位置付け、マルチャー機械を導入し、通常より1ヶ月早い4月の播種や水に弱いごまを休耕田で栽培する取組み等を行っています。今回は、孟宗竹の生い茂る竹林が隣接し、イノシシ被害の影響で2年間耕作されていなかった畑を借用して白ごまの栽培に取り組みました。

ごまには特有の栄養素といわれる「ゴマリグナン」を有しており、その代表的なものとしてセサミンが有名です。他にもセサモリンやセサミノールなどが含まれ、肝機能の改善や更年期障害の改善に効果があるといわれています。俗にいうアンチエイジング効果が期待されるもので、免疫力向上にも繋がるものです。

また当地では、生産者全員が栽培期間中、農薬や化学肥料、除草剤を使用しない生産方法に取り組み、安全・安心なごまを提供しています。

どうぞ、安心・安全、希少な国産ごまを食べて、免疫力を高め、コロナウィルスにも負けない体力づくりに取り組みませんか。

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2020年4月17日 10:42 PM